玉・釘・風車についてです
(釘・風車についてはこのサイトにコラムがありますので、
ここでは基本的な部分のみに致します)
パチンコ玉の正式名は「遊技球」だそうです、
「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則にて、構造・材質が規定されています。
直径11mm ・鋼製・重量5.4g以上5.7g以下 ・均一の材質鋼製で
表面にミクロン単位の厚さで硬質クロームメッキが施されており、
主に3層になっており硬くかつしなやかで強靭な構造にて、
耐久性と反発性をもつ構造になぅています。
釘と風車についても規定により。
「遊技くぎ等の配置は、遊技球の落下を著しく不規則にするものでないこと」
「遊技くぎ及び風車は、遊技板におおむね垂直に打ち込まれているものであること」
材質は、ビッカース硬度が150Hv 以上230Hv 以下である硬度を有する真ちゅう又は
これと同等の硬度を有する金属で容易にさびず、
かつ、折れない性質のものであることと定められています。
概ね釘の長さは34mm、盤面での寸法は17.5mm(打込み寸法15mm)です。
釘はセル盤に打ち込まれ玉の直径よりやや長く突き出しており、
それが玉の動きに影響し柔らかく弾んで楽しさを増幅させています。
玉が真上から落下した場合には釘・風車の傾きと反対側(広い方)に流れるのです、
いたって当然です、やや上げ釘は玉が弾んで絡み、
下げ釘はガラス面に当たり落ち着かない玉筋になります。
台はクセがあり比較は大変難しいものです、
ただその日、均一的に良く回る台の釘を左右の台と比べて見てください、
もし違いがあれば覚えておき後日そこがどうなっているか確認します。
出玉率を調整のために、釘調整が行なわれます
どの釘をどれだけ調整すれば良いかは過去からのデータで計算されています、
大型店は画一調整が多いようです。
現在は釘の極端な調整は見かけません、
昔は「ハ」の字のように開いたものや、絶対に入るはずがないもの、
極端に真下に折り曲げたもの、上下並行の釘で
上の釘を右、下の釘を左に曲げて広さはあるが入る可能性の極端にない調整
なんてのもありましたが、現在は見かけません。
パチンコは何にしても入らない事には当たりません、
釘は広く、よく回る事が大事です、
そうなれば投下資金が少なくて済みますね。