今回は「大当たり」をしたあとに確変当たりであれ、
単発当たりであれ多くのセブン機機では「電チューサポート」が付きます。
これは特に説明は要しないでしょう、スルーに玉が通れば通常時とは異なり、
スタートチャッカーである電チューが数回開閉します。
それにより玉減りをおこさずに、回転数を稼ぐことになります。
スルー釘が良くて通りやすく電チューに玉が寄りさえすれば、
開閉のタイミングに合わせた止め打ちにて玉を増やす事も可能です。
ところがスルーが締められているか、
又は周辺釘にて寄りが悪いと玉はどんどん減っていくなんて事になります。
打ち玉100個に対しての返し玉を表す言葉に「確変ベース」があります。
100個に対して100個の戻しがあるのは「確変ベース」100、80個であれば80です。
皆さんのホールは如何でしょうか。
実は玉減りもそうですが、そのスルー調整が原因で、
電チュー保留が途絶える事が頻繁に起こるとさらに大きな損失になるケースが出てきます。
これは多くの現行の機種で採用されている「電チュー優先消化」に起因します。
優先消化とは先に入ったヘソ保留より電チュー入賞分を優先して抽選判定を行う事で、
多くの場合当たり内訳配分(ラウンド数など)が電チュー入賞の場合の方が有利にされており。
ヘソの場合は2Rであっても、
電チューの場合は全てフルラウンド当たりになるなどの差があります。
止め打ち打法も良いのですが電チュー優先消化の機種の場合は、
その保留を絶やさないような注意が必要です。
さらに皆さん時短抜け潜伏のない機種でも、
保留残にて引戻す経験はされていませんでしょうか。
これを仮に確変中の電チュー保留を絶やしてしまった状況時に当ててしまったのは、
今後の「大爆発・大連荘」の可能性を失ったとも考えれるのです。
この「電チュー優先消化」については、
過去のコラムにて詳細説明していますので参照して下さい。
パチンコは打つ前に「ヘソ・寄り・アタッカー回りなどなど」釘チェックは多くあり、
さらにスルーまでもトータル的にチェック要です。
もっとも「打ってみなけりゃ解らない」のが一般的で普通です。
スルーの場合は、「大当たり」した時にどんな玉の流れが一番スルーを通りやすいのか、
軌道調整しておくのも良いのでしょうね。