今回はパチンコ攻略法詐欺についてです。
詐欺罪の立証には
相手を騙して金品或いは利益を得ようとする意思のもとに
相手を欺罔するという故意が立証されることが条件になります。
ちなみに「欺罔」とは、
法律上、詐欺の目的で人をだまして錯誤に陥らせることの意味です。
攻略会社が最初から嘘の情報と知っていながら販売する行為が
立証されなければならず、
販売側がそれで成果があがるとの意識であれば
詐欺と決め付ける根拠は困難になります。
パチンコの仕組みが絶対的信頼の元にある事が公明正大に証明されていない
（誤魔化しているとの意味ではありません）ことから、
裁判においては、攻略法そのものの真偽でなく、
不確実なものを確実と決めつける欺瞞の販売方法が
違法であるとの認識で判断されています。
よって詐欺罪から逃れる手段でなされた場合は
「民事事件」と判断され警察がタッチ出来ない部分も多く注意が必要ですね。
