前回では乱数カウンターとパチンコの打ち出し周期とのシンクロにて、
波の仕組みはできるかでしたですね。
自分で出しておいてなんなんですが少しムリがありますね、
原因は各々の周期差が大きすぎることです。
パチンコの波は初当たりもあるのですが、実は連チャン、確変の継続にあります。
そしてそんな時に限って時短引戻しが続くようです、
時短は電チューサポートはあるものの、当たり確率は通常状態と変わらないのですが、
勿論今流行の潜伏確変での話ではありません。
大連チャンの結果が大波であり、
それを、あくまで結果論と見るのが一般的な見方でしょう、
ただしそれではその先の話はナシになってしまいます。
たとえば遠隔・裏ロムの事となるとこれは全く別問題ですのですが、
そうでなく正規のものでどうかと考察する問題ですね。
現在はプログラムのなかに工夫を入れれた時代ではもうなくなっている、
なぜならメーカーは工夫したいけど工夫できる環境下にないと言えます。
以前、浜ちゃんの検査で関東・関西の周波数違いを利用したとか、
ミリオンゴットが逆押しで検査通過と言われていますが、真偽は別として、
その方法が真実がどうのでなく「爆裂機」ができあがった時もあったのは事実です。
メイン基板とサブ基板の話の細部は長くなりますので省略させてもらいますが
(以前説明させて頂いています)、パチスロ4号機時代のストックがあります、
パチスロは以前から「完全確率」であったのです。
パチンコは抽選当選即放出のはずなんです、
もちろん「2段階判定」の機種もありますがこれは意味が違います。
しかしパチスロ全てドラムを揃えて初めて放出になるのです、
それもリール制御で遅らせ、別の発動契機で放出するのを認可されたのが「ストック機」です。
そしてAT(アシストタイム)と呼ばれるものがあります、
液晶画面に押し順を手だすけ(アシスト)してコインの払出をする時期(タイム)です。
もし4号機吉宗で俵アシストなんてのがあれば永久連チャンになります、
これはありえないです(笑)
なんにしても当たり判定はメイン基板、演出はサブ基板が担当です、
メイン基板からサブ基板への通信はOKでも逆はない、
この前提でメイン基板中心の検査で良い訳です、そして検査が簡単に行なえるよう、
小さい容量に決められています。
小容量での検査の容易性は「隠しプログラム」「波を作るプログラム」もなにも出来ない、
これが現実なんでしょう。
以前のパチスロではサブ基板でATなどさせようが、
既にメイン基板で当たり判定されているので問題はないと言えます。
それでは「抽選当選即放出」のパチンコになにか余地があるのでしょうか。
パチンコは「抽選当選即放出」なんだろうか、
パチスロがそうであってパチンコがそうでないのは不自然ではないか。
「遊技機外の機械又は装置が送信する信号を遊技球等貸出装置接続端子板を介さずに受信することができるものでないこと。ただし、遊技の用に供されない装置で遊技の結果に影響を及ぼすおそれがないものであり、記憶された情報(プログラムを含む。以下この表において同じ。)の内容を変更せずに主基板に装着される電子部品の検査を行うことのみに供するものが送信する信号については、この限りでないこと」
遊技の結果の解釈次第でどうにでも考える事ができます。
「乱数」とは「数値」です、そしてそれは電気信号であり、
環境下でどのようにでも変わるもの、人間はアナログ的には理解できますが
デジタル的に考えていける脳を持っていないのです、
「1」は「1」のはずが「13」「15」にでも変化する「環境変化」は
長期間の研究・経験で出来上がっていると考えています。
パチンコをやや斜に構えて見てみると、結構興味深いものですね。
パチンコへの批判ではないんです、メーカーが日夜研究し、
切磋琢磨して遊技者の喜こぶ「大連チャン」台の製作に期待するばかりですね。